今回試してみるのは、kanexの「Thunderbolt to Gigabit Ethernet+USB 3.0 Adapter」です。
ウチのノート型パソコンはMacBook ProのRetinaなので、USB3.0のポートがふたつ。Thunderboltのポートがふたつ。対して、LANは無し。
これが色々と不便なんです。
まず、数十ギガレベルの大容量データの移動は流石にwi-fiって訳にはいかないです。
普段はANKERのUSB3.0 to Gigabit Ethernet Adapterを使用しています。これは性能的に十分です。
しかし、もちろんのことですがUSBをひとつ使っちゃいます。
複数のUSB機器をつなぐ時には、ハブが必要になります。
「じゃあ、ハブでいいじゃん」という意見はさておき。
で、もうひとつのポイント。
Thunderboltのポートは、ふたつ同時にはまず使わないということ。
プレゼンなどでHDMIに出力することはありますが、そんな機会も滅多にないです。年に1〜2回。
それでもひとつで十分。
というわけで、この問題を(無理やり問題にしている?)一気に解決するのが
この「Thunderbolt to Gigabit Ethernet+USB 3.0 Adapter」です。
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まずは開封。
こんな感じ。
LANを繋いでみました。
バッチリです。
次にUSB
XQDカードをさしてみました。
問題無し。
正確には計っていませんが、速度もそれほど落ちている感覚はないです。
まとめです。
メリット
●なんかガジェット好きの人にウケます。
●使用環境が固定しているなら便利です。
●Apple純正のThunderbolt ギガビット Ethernetアダプタほど発熱しません。
デメリット
●他のThunderbolt機器と同様。とにかく触るな、です。
差し込み部分が少しでも振動するとネットワーク接続が途切れます。
USB機器ももちろん接続解除されます。
ご注意ください。
●なぜか差し込んでから認識するまでに少し時間がかかります。
●USBの相性があるかもしれません。
XQDは大丈夫でしたが、カードリーダー経由のSDで認識しないものがありました。
パソコンに直接挿せよ、というの無しでw
●何よりも、高いです。
Thunderboltポートを使う前提の場合でも、
Apple純正のThunderbolt ギガビット Ethernetアダプタと、USB3.0のハブを買ったほうがはるかに安いです。
両方買っても半額以下です。
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ちょっとMacっぽいデザインの
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ウチでは2個使用中。
特にThunderboltポートを使うという前提条件がなければ、USBポートがたくさんある
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とか最高。増設し放題。
ウチでは4個使用中。
バックアップ用の外付けHDDが数十台になると
ポートの数が勝負です。
もちろんLANアダプターは
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です。ウチでは4個使用中。
発熱無し、高速で安定、エラー無し、オシャレ。
あ、ANKER推しなのは単なるマイブームです。
結果から申し上げますと
一般の方にはそれほどオススメはしませんw
欲しい人はどうぞ、的な。